親の役割はぶれないルールづくり その2

2015年07月12日 12:21

 

前回の続き、勉強に関してのルール作りの話です。

 

ぶっちゃけ、我が家では勉強に関してのルール作りは私がやります。

子供達がぼーっとしている間に

自然発生的にルールができあがっている寸法です。

 

例えば、

「このドリルは朝やろうね」

「◯の練習は夕ご飯の後だね」

などと言い続け、

 

子供の知らない間に

「このドリルは朝する約束だよね」

「◯の練習は必ず夕ご飯の後だったよね?」

とルールを既成事実化する

悪どいやり方ですが、

彼女たちは今のところ気づいていないようです。

 

子供も楽をしたいでしょうが、

時間、質、量など

ある程度ボリュームを確保すべき勉強に関しては

まず親が決めるべきだと思います。

 

ただ、それをいつやるか、などはどんどん子供の意見を取り入れて

やる気を喚起するポイントでしょう。

頑張ったらこれができる、この日はお休み、などを

一緒に決めるなど、ご褒美の可視化も重要です。

 

我が家では二女が4教科の通信講座をやっていますが、

ものすごく課題がたまってしまうことがよくありました。

でも実はたまるのは私のせいであることがよくあって。。。

 

つまり、

ルールが守れないのは

子供のせいではなく、

親のせいだった。

 

その典型ですね。

 

娘がドリルをやっても、

私が採点せずに放っておいて、

彼女はそこでとまってしまっていたのです。

 

今考えると本当に簡単なことではありますが、

解答をひっぱりだしてきて、

まるつけをし、

間違っていた部分をやり直させる。

この一連の行動をこまめにできないことがよくありました。

 

うっかりすると何日も、

ひどければ一週間以上も私が忘れてしまうのです。

 

ある時何故採点がそれ程面倒なのかを考えた事がありました。

するとすごく簡単な理由だったのです。

 

①沢山の解答から今必要なものを探し出すのが面倒。

②赤ペンが必要な時にいつもみつからない。

③間違っている部分を指摘しても、やり残しがある。

 その度に「ほら、ココも直しなさい」と

 ドリルを何度も確認する作業が面倒。

 

そこで解答を月毎に分かりやすくまとめ、

小さいジップロックには赤ペンと、間違えたところに貼る付箋を入れ、

これらを全てリングでとめて

目につくところにぶら下げる事にしました。

 

解答の紙がたまっている、

ということは

やるべきドリルもたまっている、

ということです。

 

まず採点者としての私のモチベーションをあげるために、

私の目標は

このぶら下がっている解答の枚数をつねに最小限にとどめること、

としました。

 

本来は終らせたドリルは最低でも1年分とっておき、

復習に活用すべきなのかもしれませんが、

我が家はドリルも解答も「おわったー!」と大げさに放り投げて

リサイクル箱に投入するのが儀式です。

 

「終ったものは即刻捨てる」ことで

「目に見えるものはやるべきもの」である

ということが分かりやすくなり、

これまで以上に

「終わりの儀式」が気持ちのよいものになりました。

 

そんなわけで、

ルール化はしていても

徹底出来ない約束に関しては

目につくところにぶら下げることで

随分と改善してきました。

 

何度も言いますが、

ぶれないルールの徹底は子供がする仕事ではありません。

 

親自身がルール徹底のためのツールをカタチにして、

親自身も達成感が味わえる工夫が大切だ、と思います。

 

ちなみにこう書くとある程度上手くまわっているようなのですが。。。

あえて書きますと、

長女も同様の通信講座をやっていましたが、

手つかずで捨てたものがどれだけあったことか。

 

沢山の失敗を経ながら、試行錯誤の毎日です。

 

*  *  *

 

ところでここからが本題ですねー。

つながるえいごの宿題に関してはいかがでしょうか?

みなさんどんな工夫をされていらっしゃいますでしょうか?

 

ちなみにお母様方、たとえお子さんが

「今週は宿題がないから大丈夫」といっても絶対信じてはいけません!

つながるえいごでは宿題がない週は決してありません!!

いつでもビデオをみて進めるべき課題があります。

 

ですので

時間の確保、スケジュール管理は

やはり保護者の方の腕っ節にかかってくるわけでありまして

くれぐれもご協力の程、お願い申し上げる次第でございます。

 

で、なんでいつもこんなに宿題を強調した話を申し上げているか、というと

外国語の習得には少なくとも

1000時間を要する、

と言われているからなのです。

 

別で聞いたところでは、

4才程度の理解力を得るのに

3500時間が必要とも言われていますし、

 

アカデミックなコミュニケーションが出来るには

17000時間が必要!

とも言われています。

 

ちなみにうちのレッスンは

1時間半のものが年間44回、

年間でも66時間にしかなりません!

 

ということは1000時間を達成するためには

お教室に15年間通って頂かなくてはなくなるんですねー。

 

さらに他のお教室では1時間単位のレッスンが多いですので、

ざっと23年間かかる計算にもなります。。。

 

ですから自宅学習がキーなわけです。

そんなわけで

つながるえいごでは少しでも自宅学習がやりやすいようにと

コーチがビデオをせっせ夜なべして作っているんですねぇ。


 ビデオに関してはこちら 

 

とはいいつつ、

うちの可愛い生徒さん達は

毎回「天才か!」とコーチを驚かせてくれています。

 

きっとご家庭それぞれの約束事があって、

その御陰でしっかり結果を出して下さっているのだと思います。

 

本当にキラキラした皆の笑顔にコーチが励まされています。

ありがとう!

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

つながるえいごはユニセフのスクールフォーアフリカサポーターですつながるえいごはユニセフ スクールフォーアフリカマンスリーサポーターです。

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2013年02月10日 22:24
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